世界190の国と地域の起業のしやすさなどを順位付けした2018年ビジネス環境ランキングで、韓国が、5位となりました。
世界銀行が31日、発表した報告書「ビジネス環境の現状」によりますと、韓国は、190の国と地域のなかで5位となり、2014年以来5年連続で5位入りしたということです。
また、韓国は、G20加盟国のなかで1位、OECD加盟国のなかで3位となりました。
1位はニュージーランド、2位はシンガポール、3位はデンマーク、4位は香港でした。
また、アメリカは8位、日本は39位、中国は46位でした。
韓国は、10の評価項目のうち、「建築許認可」は、技術検収のための専門資格が反映され、去年の28位から10位に大きく上昇しました。
また、訴訟費用の安さや効率的な手続が評価され、「法的紛争の解決」で2位となりました。
このほかに、「電力供給」が2位、「起業のしやすさ」が11位と上位を維持しました。
これに対して、「資金調達」、「通関行政」、「財産権の登録」などで相対的に低い順位となりました。
企画財政部は、「健全な企業環境づくりに引き続き取り組む一方、企業経営に対する規制改革を強化していく」と話しています。