文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が5週連続で下落し、55.5%となったことがわかりました。
世論調査会社の「リアルメーター」が先月29日から31日まで、全国の成人男女1500人あまりを対象に調査を行って、1日、結果を発表しました。
それによりますと、文大統領の国政運営を支持すると答えた人は、前の週に比べて3.2ポイント下落して55.5%となったということです。
これに対して、「支持しない」は39%、「わからない」と回答なしは、5.5%でした。
リアルメーターは、「株価の急落、長期失業者の増加、景気先行指数の下落など各種経済指標が悪化を受けたものとみられる」と話しています。
一方、リアルメーターが先月31日、全国の成人男女504人を対象に、12の国家社会機関のうち、もっとも信頼する機関を調べた結果、「大統領」と答えた人は21.3%でもっとも多かったということです。
続いて、市民団体、大企業、マスコミ、裁判所、中央政府の部署、労働組合、宗教団体、軍隊、警察、検察の順で、国会は、1.8%で最下位でした。