昌徳宮（チャンドクン）の中で、文化財保護のために来訪客の立ち入りを禁止していた 熙政堂（ヒジョンダン）の内部が一時的に一般に公開されます。
文化財庁は、1日、熙政堂内部のテスト観覧を8日から30日までの毎週木曜日から土曜日の午後2時と3時に運営すると発表しました。
文化財庁関係者の説明によりますと、宝物第815号の熙政堂は、元々王の寝室として使われていたのが、王が普段過ごす居間のような場所に変り、王が最も長い時間を過ごしていた場所だということです。
熙政堂は、文禄・慶長の役や1623年の内乱で消失し、1833年と1917年にも火災が起きましたが、1920年に建て直されたものが現在に残っています。
外部は伝統的は建築様式によって立てられていますが、内部は近代の文物がたっぷり使われていることが特徴です。全面には車に乗り降りするための玄関があり、内部にはガラス窓や電灯、現代式のトイレが設けられています。
熙政堂の観覧は予約が必要ですが、予約は5日午後2時からウェブサイト(ticket.interpark.com)や電話(1544-1555)で取ることができます。定員毎回15人まで、料金は1万ウォンです。