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社会

三星半導体 白血病被害者全員に補償

Write: 2018-11-02 11:06:59

三星半導体 白血病被害者全員に補償

Photo : KBS News

三星電子半導体とLCD生産ラインで働き、白血病などにかかった被害者が最大1億5000万ウォンまで補償を受けられるようになりました。
「半導体事業場における白血病などの疾患の発病にかかわる問題を解決するための調停委員会」は、1日、三星電子と、被害者を代弁する市民団体「パンオリム」にこのような内容の仲裁案を伝えました。
この仲裁案によりますと、補償の対象は、三星半導体工場が建てられた1984年5月以降半導体やLCDの生産ラインで1年以上勤務している現職者や退職者であり、補償の対象となる疾病は白血病と肺がんなどの16種のがんで、甲状腺がんを除くほぼ全てのがんが含まれています。
今回出た最終的な仲裁案に基づいて三星電子と被害者側と間で詳細の調整を行い、最終的な補償が決まると思われます。
これにより三星電子と被害者を代弁する市民団体「パンオリム」との間で11年間続いた「半導体白血病紛争」が事実上終了する見込みです。
これに先立って、調停委員会と三星電子、パンオリムは、「第2回調整再開と仲裁方式への合意」をし、当時三星電子とパンオリムは、調停委員会の仲裁案を無条件に受け入れることで合意しています。

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