一時韓国の輸出の大黒柱とされていた造船業が、7年ぶりに受注量で1位の座を取り戻すことができそうです。
しかし、いますぐに業績改善にはつながらないため、政府は活性化策を打ち出すとしています。
造船業界が1日、発表したところによりますと、韓国の造船会社3社が、世界のLNG船の発注量44隻のうち39隻を受注したということです。
こうした動きに支えられ、ことしの韓国の造船会社の世界に占める受注量の割合は45%に達しています。
このような流れが続けば、2011年以降中国に奪われていた1位の座を7年ぶりに取り戻すこともできそうです。
しかし、おととしの最悪の業績が依然として暗い影を落としています。
慶尚南道(キョンサンナムド)巨済(コジェ)市にある造船会社の従業員は、3年前に9万2000人だったものが、いまは5万人以下に急激に減少しました。
ことしの受注は増えたものの、船舶を引き渡すまで代金が完全に支払われない業界の特性上、すぐに業績の改善にはつながらないためです。
先月の輸出額を見ますと、自動車などの主な品目は前の年に比べて伸びましたが、船舶は55%減少し、8か月連続のマイナスとなっています。
このため、政府は、金融支援の強化など、造船業の活性化対策を今月中旬に打ち出すとしています。