大統領夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏が4日から4日間の日程でインドを訪問します。
今回の訪問はインドのモディ首相の招請で実現しました。
インドのサータヴァーハナ朝の王女が、韓半島の古代伽耶に渡来し、伽耶の王と結婚して皇后になった故事がありますが、その皇后許黄玉(きょこうぎょく)の記念公園着工式に韓国大統領府の代表団の派遣が要請され、大統領夫人の金正淑氏のインド訪問が決まったものです。
金正淑氏はモディ首相に会うほか、アヨーディヤーで開かれる許黄玉記念公園の着工式に出席、インドの代表的な灯明祭のディワリにも参加する予定です。
金正淑氏は7月に文在寅大統領とともにインドを訪問していて、4カ月ぶりに再びインドを訪問することになりました。
大統領夫人が単独で外国を訪問するのは、2002年に金大中元大統領夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)女史がアメリカのニューヨークを訪問して以来、16年ぶりです。
インドのモディ首相は、伝統的な灯明祭と許黄玉記念公園着工式を同時に行うことで、両国の協力を記念する契機になることを期待するとしました。