中国で「独身の日」と呼ばれる11月11日、中国のインターネット販売大手アリババの取引額は300億ドル、およそ3兆4000億円を突破、過去最高を記録しましたが、韓国製品の取引額は3番目に多かったことが分かりました。
アリババによりますと、最も取引額が多かったのは日本製品で、次いでアメリカ、韓国の順でした。
昨年は高高度迎撃ミサイルシステムに関連した報復措置で韓国製品は苦戦し、5位まで順位を下げましたが、今年は平年並みに回復しました。
韓国製品の中では、マスクパック、化粧品、香水、ボディローションのような美容関連製品が売上を主導し、次いで衣類なども多く販売されました。
化粧品大手LG生活健康の「后（フー） セット」は午後6時まで1億3000万人民元、およそ21億2900円の売上を記録、昨年より58％も増えました。
中国では「独身の日」の売上が消費者の消費性向の尺度とされていますが、中国のインターネットメディア「澎湃（ほうはい）」によりますと、この日のアリババの売上は2135億人民元、およそ3兆4963億円でした。