文在寅大統領は13日から6日間の日程でシンガポールとパプアニューギニアを訪問します。
シンガポールでは韓国・ASEAN首脳会議と域内の平和と繁栄に向けた東アジアサミットなどに出席します。
一連の会議では、文在寅政権の中核政策の一つである新南方政策発表から1年を迎え、ASEAN諸国の首脳らと実質的な協力拡大について協議する予定です。
また、来年の韓国・ASEAN特別首脳会議や韓国・メコン川流域国家首脳会議も提案する予定です。
パプアニューギニアでは、アジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議に出席します。
APEC首脳会議では、第4次産業革命に備えるための韓国政府の「革新的抱擁国家ビジョン」を国際社会に提示することにしています。
文在寅大統領は外遊中、ロシアのプーチン大統領やオーストラリアのモリソン首相と個別に首脳会談を行う計画です。
大統領府青瓦台の関係者によりますと、中国の習近平主席やアメリカのペンス副大統領との会談も調整を進めているということです。
文在寅大統領は各国首脳との会談で、米朝の非核化交渉が円滑に進むよう協力を要請することにしています。