シンガポールで14日に開かれた韓国とアセアン=東南アジア諸国連合との首脳会議で、すべての関係国に対し、韓半島の非核化と恒久平和の実現に向けて引き続き努力することを求める議長声明が採択されました。
声明では、南北首脳会談で採択された「板門店(パンムンジョム)宣言」と「平壌(ピョンヤン)共同宣言」、米朝首脳会談で採択された「シンガポール共同声明」の完全かつ迅速な実施に向けた努力を強調しています。
また、非核化に向けた国連安保理決議の完全な履行を再確認するとともに、北韓に対し、完全な非核化に向けた措置の履行を求めています。
さらに、アセアンの首脳らは、東南アジアなどとの経済協力を強化する韓国の「新南方政策」と、その推進のための「特別委員会」の設置に感謝の意を表し、来年、韓国とアセアンの関係樹立30周年を記念し、韓国で特別首脳会議を開くことで合意しました。