異常気象などの影響で、ことしの初出荷を迎えたイチゴの価格が、去年に比べて47%高くなっていることがわかりました。
韓国農村経済研究所がまとめたイチゴ価格の見通しによりますと、ことし11月のイチゴ2キログラムの卸売価格は、4万4000ウォンにまで上るものとみられます。
去年の2万9900ウォンに比べて47%も高い金額です。
ことしの夏は異常な高温に見舞われ、イチゴの花の発芽が順調に行われなかったほか、10月頃には急激な気温の低下でいちごの収穫が遅れているということです。
これについて韓国農村経済研究所は、イチゴの出荷が本格的に始まる12月頃には、11月に出荷できなかった分も市場に出されると予想されるため、イチゴの価格は徐々に安定するものとみられると説明しています。