中国に対する半導体の貿易収支で、ことしは初めて600億ドルを超える黒字となったことがわかりました。
統計庁によりますと、ことし1月から10月までの10か月間、香港を含む中国に対する半導体部門の貿易収支は、600億852万ドルの黒字となり、去年の同じ期間に比べて46.8%増加しました。
中国に対する半導体部門の貿易収支は、2008年、74億1689万ドルの黒字でしたが、2014年は297億2591万ドルに膨らみ、2016年まで290億ドル水準で推移していました。
しかし、去年は521億1690万ドルの黒字に大きく増加したほか、ことしは初めて600億ドルを超えたということです。
なかでも、パソコンやデジタル・カメラなどの電子機器でデータを読み込むために使われる「DRAM(ディーラム)」の中国への輸出額は、ことし1月から9月までの間、247億4569万ドルに上り、1年前に比べて71%増加しています。
一方、専門家は、ことし1月から10月までの貿易黒字額は610億7785万ドルで、このうち、中国に対する半導体の輸出による黒字が全体の98.2%を占めているため、中国市場への依存度を緩和させる必要があると指摘しています。