文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が7週連続で下落し、53.7%となったことがわかりました。
世論調査会社のリアルメーターが今月12日から16日まで、全国の成人男女2500人あまりを対象にアンケート調査を行って、19日、結果を発表しました。
それによりますと、文大統領の国政運営を「支持する」と答えた人の割合は、前の週に比べて1.7ポイント下落して53.7%だったということです。
これに対して、「支持しない」は、1.1ポイント上昇して39.4%で、「わからない」と回答なしは、0.6ポイント上昇して6.9%でした。
文大統領の支持率は、9月の平壌での南北首脳会談に続くアメリカ訪問直後に65.3%まで上昇しましたが、その後7週連続で下落しています。
リアルメーターは、経済指標の悪化と、経済政策に失敗したという野党や一部のマスコミの批判による不安感の拡大、米朝非核化交渉のこう着状態などが背景にあると説明しています。