韓国の電子商取引企業のクーパンは20日、日本のソフトバンクグループから20億ドルの出資を受けることになったと明らかにしました。
ソフトバンクグループのビジョン・ファンドから20億ドル、およそ2255億円の出資を受けるということです。
クーパンは今年6月にソフトバンクグループから10億ドルの出資を受けていて、今回が2回目です。韓国の電子商取引企業への出資としては過去最大規模です。クーパンの創業者で最高経営責任者のキム・ボムソク氏は、ソフトバンクグループからの出資で革新を可能にする技術プラットフォームに追加投資することができるとしました。
一方、ソフトバンクグループの孫正義氏は、クーパンの創業者で最高経営責任者のキム・ボムソク氏について、巨大なビジョンとリーダーシップでクーパンを世界で最も革新的な電子商取引企業に成長させたとしました。
韓国の電子商取引市場の規模は世界で5番目とされていて、最も速い速度で成長していると評価されています。
2010年に設立されたクーパンは国内最大の電子商取引企業のひとつで、今年の売上は2年前の倍に相当する5兆ウォンに上る見通しです。