韓国を訪れているBIS=国際決済銀行のアグスティン・カルステンス総支配人が、「韓国経済は堅調な成長を続けてきたため、アメリカの利上げにも十分対応できる」と述べました。
カルステンス総支配人は21日、ソウル市内で開かれた記者懇談会で、アメリカの利上げによる外国人投資家からの資金流出の可能性について質問され、「韓国経済は堅調な成長を続けてきたため、アメリカの利上げにも十分対応できる」と述べました。
カルステンス総支配人は、金東ヨン(キム・ドンヨン)経済副総理兼企画財政部長官と会談し、アメリカの財政赤字の拡大基調により景気が過熱する場合、通貨政策の正常化が加速する可能性があるとして、外貨準備を増やすなどセーフティーネットを強化する必要があるという見解を示しました。さらに、米中の貿易摩擦が長引く場合、経常赤字や財政赤字を抱えている一部の新興国を中心に資金流出圧力が高まる可能性があると指摘しました。
BISは、主要60か国・地域の中央銀行が加盟していて、国際金融の安定に向けた中央銀行間の協力促進で中心的な役割を果たしてきました。