ことし10月に海外から韓国を訪れた外国人旅行者が、去年に比べて大幅に増えたことがわかりました。
韓国観光公社が23日にまとめたところによりますと、ことし10月の1か月間、海外から韓国を訪れた外国人旅行者数は152万7800人で、去年の同じ期間に比べて31％増えました。
これは、外国人旅行者数が最も多かった2016年の10月の159万人に迫るものです。
なかでも、日本からの旅行者数は29万500人で、去年の同じ期間に比べて62％も増えました。
防弾少年団（BTS）が世界的な人気を博しているなか、釜山（プサン）で大規模な韓流イベントが開かれたことや、日本人の好みにあわせた観光商品を増やしたことなどが背景にあるとみられています。
ベトナムからの旅行者数の増加率は44％、中国人は38％、アメリカ人は23％となっています。
韓国観光公社などによる海外でのマーケティング強化や新たな商品の開発努力が続くなか、Kポップや紅葉、韓半島の平和ムード、中国の国慶節などが、外国人旅行者の増加につながったものとみられています。