中国の軍用機1機が26日、3回にわたって韓国の防空識別圏に進入したことがわかりました。
韓国軍合同参謀本部が26日、明らかにしました。
それによりますと、中国の軍用機1機は26日午前11時ごろ、済州島北西から韓国の防空識別圏に入り、11時38分ごろ、済州島の南の岩礁、離於(イオ)島東方に向かって識別圏を離れたということです。
そのあと、日本の防空識別圏の内側を飛行し、12時43分ごろ、慶尚北道(キョンサンブクト)浦項(ポハン)の東方81キロの上空から再び入るなど、1日の間3回にわたって韓国の防空識別圏に進入したあと、午後3時53分ごろ、最終的に韓国の防空識別圏を出ました。
一方、韓国国防部は26日、韓国駐在武官を呼んで厳重に抗議し、再発防止策を講じるよう要請しました。