文在寅(ムン・ジェイン)大統領は30日からアルゼンチン・ブエノスアイレスで開かれるG20=主要20か国・地域首脳会議などに出席するため、27日午後、韓国を出発します。
27日と28日に最初の目的地であるチェコを訪問し、バビシュ首相と会談し、チェコ政府が進めている原発建設計画への韓国企業の参加に向けて、韓国の原発をPRする予定です。
続いて、29日から来月1日まで、アルゼンチンを訪れ、G20首脳会議に出席するほか、アメリカをはじめ主要国の首脳と会談します。
そのあと、来月2日から4日まで、ニュージーランドを国賓として訪問します。
文大統領は今回の歴訪を機に韓半島平和プロセスに対する各国首脳レベルの関心と支持を呼びかける予定です。
米朝高官級会談が延期になるなど、こう着状態の米朝交渉を再び稼動させ、2回目の米朝首脳会談や北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の韓国訪問に向けた進展を得られるのか、注目されます。