文在寅大統領は28日未明、チェコに到着しました。
文在寅大統領はチェコのアンドレイ・バビシュ首相と会談し、原子力発電所の建設をはじめとする経済協力全般について意見を交わすことにしています。
チェコは185億ドル相当の原発建設を計画していますが、韓国とロシア、フランスの企業連合が受注に向けて競争しています。
大統領府青瓦台の関係者は、会談について、韓国の原発のメリットについて説明するほか、両国間の投資および貿易の増進、情報通信や人工知能などの新産業分野での協力拡大、戦略的パートナー関係強化についても協議すると説明しました。
また、文在寅大統領は最近の韓半島情勢について説明し、韓半島の平和定着に向けた協力を要請するということです。
文在寅大統領は29日に主要20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれるアルゼンチンに向けて出発します。