韓国とアメリカの経済協力の強化を協議する次官級の韓米経済対話が、今月7日、ワシントンで行われます。
次官級の韓米経済対話は3回目、文在寅（ムン・ジェイン）政権とトランプ政権が発足してからは初めてです。
韓国外交部によりますと、会談は、韓国から外交部の李泰鎬（イ・テホ）第2次官、アメリカからはマニーシャ・シン国務次官補がそれぞれ首席代表として出席し、両国の経済協力強化や地域戦略などについて話し合う予定だということです。
韓国とアメリカは、ことし9月、アメリカが韓国製自動車の一部車種への関税撤廃の時期を延長することなどを柱としたＦＴＡ=自由貿易協定の改定協定に署名しており、韓国は来年１月１日までの発効を目指して国会の批准同意に向けた手続きを進めています。
一方、アメリカは通商拡大法232条にもとづく鉄鋼輸入制限について、韓国を適用外としています。