原油の国際価格下落に伴って、来年1月から航空機の燃油サーチャージが大幅に引下げられます。
航空業界によりますと、来年1月から燃油サーチャージは現在の第7段階から第4段階に3段階引下げられます。
その結果、来年1月以降に発券する航空券の燃油サーチャージは片道基準最高8万4700ウォンから4万5100ウォンに引下げられます。
航空機の燃油サーチャージは、シンガポールケロシン市場の航空燃料の平均価格が1ガロン150セント以上のときに段階的に適用され、150セント以下の場合は適用されません。
シンガポールケロシン市場の11月16日から12月15日までの航空燃料平均価格は1ガロン181.60セントで第4段階に該当します。
航空機の燃油サーチャージは去年5~9月までは適用されませんでしたが、去年10~12月まで1段階ずつ上昇、ことしに入って2~3月にも1段階ずつ上昇し、第5段階になっていました。
ことし4月には原油価格の下落で1段階下がりましたが、その後は原油価格が継続して上昇し、11月には第8段階にまで上昇、今月に入って1段階下がって第7段階となっていました。
そのため航空機を利用する際は最高10万ウォンに近い燃油サーチャージを負担していました。