韓国東部江陵(カンヌン)市のペンションで18日、宿泊客10人が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、その後、3人が死亡しました。
宿泊客は高校3年生の男子で、日本のセンター試験にあたる修学能力試験を終えて、保護者の許可を得て3日間の日程で旅行に来ていたということです。
ペンションの管理人から通報があり、救急車で病院に運ばれましたが、3人が死亡し、7人は治療を続けています。
消防と警察によりますと、現場の状況などから一酸化炭素中毒の疑いがあり、ペンションのガス暖房設備に異常がなかったかなどを調べているということです。
警察は、ガス暖房設備の排気口が連結されていない部分を確認していて、一酸化炭素が排出されずに部屋に流入したものと見ています。
また、ガス漏れ警報機も設置されていなかったことが確認されたということです。