韓国の大手企業の半分が来年の景気についてことしより悪化すると見通しているというアンケート調査結果が出ました。
全国経済人連合会傘下の韓国経済研究院が、売上高ランキング1000位までの企業を対象に調査を行った結果、回答した企業176社のうち51.1%が来年景気が悪化すると答えたと、19日に発表しました。
アンケート調査によりますと、「ことしとほぼ変わらないと思う」と回答した企業は、44.3%で、ことしより改善されると思うと見通した企業は4.6%でした。
特に製造業企業の回答は、「多少悪化」が49.4%、「大きく悪化」は10.4%と集計され10社のうち6社が来年の景気を否定的にみているという結果でした。
ことし初めに立てた目標に対する売上の実績については、回答した企業の53.4%は、計画に近いと答えました。
計画を下回る見込みだという回答は34.7%と、上回ると見込みだという回答11.9%の3倍ほどでした。