文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政運営に対する否定的な評価が就任以来初めて、肯定的な評価を上回りました。
支持率は2週連続で45%にとどまりました。
世論調査会社の韓国ギャラップが今月18日から20日まで全国の成人男女1000人あまりを対象に調査を行って、21日、結果を発表しました。
それによりますと、文大統領の国政運営を「支持する」と答えた人の割合は、前の週と同じ45%だったということです。
これに対して、「支持しない」は、前の週に比べて2ポイント上昇して46%でした。
否定的な評価が肯定的な評価を上回ったのは、就任以来初めてです。
肯定的な評価の理由としては、「北韓との関係改善」がもっとも多く、「最善を尽くしている」、「外交がうまい」などが挙げられました。
これに対して、否定的な評価は、「経済や国民生活にかかわる問題の解決が不十分」がもっとも多く、「北韓寄りの傾向」などが理由として挙げられました。