サッカーの韓国代表チームが、アジアカップ（AFC）での59年ぶりの優勝を目指して、23日未明、開催国のUAE＝アラブ首長国連邦に向かいます。
アジアカップは正月明けの1月５日からUAEの７つの会場で繰り広げられます。
これに先立って、韓国代表チームのパウロ・ベント監督は20日、アジアカップに出場する選手23人を発表しました。それによりますと海外組が多く、イギリスのプレミア・リーグのソン・フンミンとキ・ソンヨンをはじめ、ドイツで活躍しているク・ジャチョル、チ・ドンウォン、ファン・ヒチャン、イ・ジェソン、イ・チョンヨン、そして日本のＪリーグで活躍しているファン・ウィジョ、キム・スンギ、キム・ジンヒョン、チョン・スンヒョンらとなっています。
韓国代表チームはUAEでキャンプに入り、元日にはサウジアラビアとの強化試合に臨みます。
17回目となる今回のアジアカップには24か国が出場し、4か国ずつ6つの組に分かれてリーグ戦を行い、各組の1位と2位、そして組3位の6か国のうち4か国が決勝トーナメントのノックアウトステージに進出し、決勝戦は2月1日に行われます。
韓国はC組で、7日にフィリピン、12日にキルギススタン、16日に中国と対戦します。
韓国は1956年の第1回大会と翌60年の第2回大会で立て続けに優勝しましたが、その後はチャンピオンの座につくことはできず、今回、59年ぶりの優勝を目指します。