クリスマスの25日、ソウルは穏やかな日和となり、各地の教会ではクリスマスを祝うミサが開かれています。
このうち韓国カトリックの総本山、ソウル中心部の明洞(ミョンドン)聖堂では、24日深夜に恒例のクリスマスミサが行なわれ、韓国カトリック教会の廉洙政(ヨム・スジョン)枢機卿は、「北韓にいる兄弟にもイエス様の誕生が希望と光になることを願う」と語り、南北の和解と平和を願いました。
カトリック信者の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は25日朝、クリスマスのメッセージをSNSに掲載し、「クリスマスの朝、心の中のイエス様のぬくもりを考える。私の幸せが皆の幸せになるよう願う」と述べました。
一方、クリスマスイブの24日、ソウルの繁華街明洞(ミョンドン)は、大勢の友達同士やカップル、家族連れなどが足を運び、夜遅くまで賑わいました。
また、ソウル市庁前のソウル広場野外スケート場は、多くの利用者で賑わい、サンタの帽子やトナカイのヘアバンド、赤い衣装を身にまとって滑る人たちの姿がみられました。
25日はPM2.5の濃度も低く、楽しみやすいクリスマスとなりましたが、26日からは気温が大幅に下がるということです。