韓国の年間の輸出額が初めて6000億ドルを超えました。
産業通商資源部と関税庁によりますと、28日午前11時12分の時点で、輸出額がことし1月からの累計で6000億ドルを超えたということです。
これで韓国は、アメリカ、ドイツ、中国、日本、オランダ、フランスに続いて世界で7番目に年間の輸出額6000億ドルを突破した国となりました。
産業通商資源部は、韓国の輸出が世界に占める割合も3.4％と、これまででもっとも高く、世界で6番目となると説明しています。
また、輸出が始まった1948年から2017年まで年平均16.1％ずつ成長を続け、69年間でおよそ3万倍以上に成長したとしています。
産業通商資源部は来年の輸出環境について、「主要国の経済成長の鈍化や米中貿易摩擦の長期化などで厳しいが、各種懸案に積極的に対応しながら東南アジアでの市場開拓などにも集中する方針だ」と話しました。