インフルエンザが流行し、感染が疑われる患者数が前のシーズンのピーク時の患者数に近づいていることがわかりました。
疾病管理本部が28日、発表したところによりますと、今月16日から22日までの外来患者1000人につき、インフルエンザ感染が疑われる患者数は71.9人で、前のシーズンのピーク時の12月31日からことし1月6日までの72.1人に近づいているということです。
インフルエンザ流行注意報が出された先月16日には、外来患者1000人につき、インフルエンザ感染が疑われる患者数が7.8人でしたが、この1か月あまりの間、9倍に増えたものです。
年齢別には、今月16日から22日までの間、13歳から18歳の患者数が166.5人でもっとも多く、7歳から12歳が2番目に多くなっています。また、B型のインフルエンザウイルスが今シーズン初めて検出され、A型とB型が同時に流行していることがわかりました。
疾病管理本部は、マスクを着用して外出し、帰ったら手洗いやうがいなどを徹底し、なるべく予防接種を受けるよう呼びかけています。