韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長とアメリカのスティーブン・ビーガン北韓交渉特別代表は、韓国時間の2日午前、電話で会談し、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「新年の辞」について意見を交わしました。
電話会談の内容は明らかにされていませんが、金正恩委員長は、新年の辞で「トランプ大統領といつでも会う準備ができている」と述べ、これに対してトランプ大統領も「金委員長に会うことを期待している」と前向きな姿勢を示していることから、こうした意向を踏まえて今後の方針を話し合ったものとみられます。
韓国とアメリカは、北韓の非核化、経済制裁、南北関係などを調整する作業部会を開くことにしていて、その日程も議論したもようで、早ければ今週中にもテレビを使った会議を開き、今月中にメンバーが実際に出席する会議を開くことになる見通しです。