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政治

数学、社会、科学が国定から検定に 小学校教科書

Write: 2019-01-04 14:06:40

数学、社会、科学が国定から検定に 小学校教科書

Photo : YONHAP News

これまで国定教科書だった小学3年生から6年生までの数学、社会、科学の教科書が、検定制度に切り替えられることになりました。
教育部が3日、発表したところによりますと、小学3年生から6年生までの教科書のうち、国語、道徳、数学、社会、科学についてはこれまで国定教科書制度が適用されていましたが、数学、社会、科学の3科目について、小学3年生と4年生は2022年3月から、小学5年生と6年生は2023年3月から、検定制度に切り替えるということです。
国語と道徳は、現行の国定教科書を続けます。
現在、3年生から6年生までは、体育、音楽、美術、英語などの科目が検定となっています。
小学1年と2年は、6科目すべてを国定としている、いまの制度を維持することにします。
検定教科書は、出版社と執筆者が著作権を持ち、韓国教育課程評価院が審査を行います。
教育部は、政府の干渉を抑え、執筆者の専門性を尊重する趣旨から、審査制度も見直す方針です。
これにともなって審査中に審査員が執筆者に対して行う「修正指示」は「修正勧告」に、検定が終わったあとに政府が出版社に対して行う「修正命令」は「修正要請」に変わります。
しかし、今回の制度の見直しは、教育部長官がいつでも変えられる行政指針に過ぎないため、政権が変わるたびに教科書の内容をめぐってイデオロギー論争が起こる可能性は依然として残ります。

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