去年1月18日にオープンした仁川(インチョン)国際空港の第2旅客ターミナルの利用者数が、この1年間で1900万人に上ったことがわかりました。
仁川国際航空公社によりますと、去年1月18日からことし1月17日までの1年間、仁川国際空港の利用者数は合わせて6838万3060人に上り、1年前に比べて9.8%増加しました。
このうち、去年1月18日にオープンした仁川国際空港の第2旅客ターミナルの利用者数は1909万3392人に上り、全体の28%を占めました。
仁川国際空港は、第2旅客ターミナルの開業に伴い、1年間で利用可能な旅客数が7200万人に増加しました。
また、旅客ターミナルの増設によって利用者が分散され、第1旅客ターミナルでの出国手続きにかかる時間が41分から37分に4分短縮されたほか、第2旅客ターミナルでは31分程度に抑えられているということです。
これについて関係者は、2023年をめどに進めている拡張工事が終了すれば、第2旅客ターミナルで利用可能な旅客数はさらに4600万人まで拡大し、仁川国際空港全体としては1億人の旅客が同時に利用できるようになると説明しています。