韓国海軍は、来月に予定していた日本の海上自衛隊基地への海軍幹部の訪問計画を取りやめたことが分かりました。
国防部と海軍が27日に明らかにしたところによりますと、海軍第1艦隊司令官が来月、京都にある海上自衛隊の舞鶴地方隊を訪問する予定でしたが、計画を取りやめることにし、日本側に伝えたということです。
韓国海軍と日本の海上自衛隊は毎年、幹部による相互訪問を続けていて、今年は韓国の第1艦隊司令官が海上自衛隊基地を訪問する予定でした。
レーダー照射問題で韓日関係が悪化している中、今月23日には海上自衛隊の哨戒機が韓国海軍の駆逐艦「大祚栄」に低空威嚇飛行を行ったなどとしていて、こうした時期に幹部の海上自衛隊基地訪問は不適切との判断によるものです。
政府消息筋も、この時期に海軍の幹部が海上自衛隊の基地を訪問するのは不適切だとしたうえで、冷却期間が必要だとしました。