南北離散家族の再会など南北協力事業について、アメリカ側との調整を行ってきた外交部の当局者が、非公開でアメリカを訪れたことがわかりました。
外交消息筋が28日、明らかにしたところによりますと、外交部の李東烈(イ・ドンリョル)平和外交企画団長らが27日、ワシントンに向かったということです。
李団長らは、南北離散家族の映像による再会など、今月17日に開かれた韓米作業部会のテレビ会議では議論が煮詰まらず、次の会議に結論が持ち越された懸案についてアメリカ側と協議するとされます。
また、 インフルエンザ治療薬の北韓への提供や開城(ケソン)工業団地への韓国企業関係者による視察訪問の承認問題などの懸案についても意見交換を行うものとみられます。