年11月、韓国空軍に納入された空中給油機の1号機が実戦配備されました。
韓国空軍は30日、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官が主宰して、空中給油機「シグナス」の実戦配備を祝う式典を行いました。
エアバス社製の空中給油機「シグナス」は、去年11月に1号機が韓国に到着、今年は4月と8月、12月にも1機ずつ導入されることになっていて、合わせて4機が配備される予定です。
「シグナス」は最大航続距離1万5000キロで、燃料の最大積載量は24万5000ポンドです。
韓国空軍の主力戦闘機F-15Kなら10機、KF-16なら最大20機に給油することができ、300人余りの兵力と47トンの貨物を運送できます。
空中給油機の実戦配備により、韓国東の海の独島や南の海の離於島(イオド)などでの作戦遂行時間は画期的に増えます。
また、韓国の防空識別圏に無断で進入する航空機への迅速な対応も可能になるなど、各種の偶発的な状況にも迅速に対応できるようになります。