国連安全保障理事会が、北韓への人道支援物資を輸出禁止対象から除外したことがわかりました。
国際赤十字社連盟がツイッターで明らかにしたところによりますと、
国連安保理の北韓制裁委員会は、国際NGOなどの機関が申請した北韓への人道支援物資について、先月30日、輸出禁止対象から除外することを認めたということです。
今回、制裁の適用除外が認められたのは、子ども用の車椅子や医薬品、浄水器、人命救助活動に必要な装備などです。
安保理が除外承認したのは、先月18日のユニセフなどに対する措置以来で、対象の国際NGO団体は合わせて6つとなりました。
調整が続いている2回目の米朝首脳会談を前に、アメリカが柔軟な姿勢をとっていることが背景にあるものとみられています。