旧正月のソルナル連休3日目で立春にあたる４日、午前中は全国の多くの地域で気温が氷点下に下がりました。
全国の高速道路は、３日に久しぶりに降った雨で氷結した道路も多くなり、連休を利用した帰省ラッシュで徐行区間が増えています。
このため朝７時にソウルを出発した場合、釜山までは6時間40分、大田までが２時間10分、光州までは４時間30分程度の時間がかかっています。
しかしソウルへ向かう上り線は、大きな渋滞は見られず、釜山からソウルまでが４時間30分、大田からソウルまでが１時間30分、光州からソウルまでが３時間20分程度と予想されていて、普段と大きく変わりません。
韓国道路公社は、４日に首都圏から地方に向かう車は46万台、地方から首都圏に向かう車は36万台程度で、普段の週末よりやや混雑するだろうとみています。
一方、今年最初の大型連休ということもあって、海外旅行をする人が大きく増えています。
海外旅行の会社、インターパークツアーによりますと、去年の旧正月連休と比べてヨーロッパは65％増加、アメリカは43％増加と大きく増えており、東南アジアも23％増えました。
関係者によりますと、ヨーロッパなどの長距離路線の需要が大きく増え、比較的近いベトナムや日本の場合は、主要都市よりは最近人気のリゾート地や地方の静かな小都市への需要が増えているということです。