年齢の数え方について、これまでの数え年から満年齢に変更する内容の法案が発議されました。
民主平和党の黃柱洪(ファン・ジュホン)議員は3日、 公文書で満年齢の記載を義務付け、日常生活でも満年齢の使用を勧奨する内容の「年齢計算および表示に関する法律制定案」を国会に提出しました。
韓国では一般的に数え年が使用されていますが、法律上は満年齢が使用され、また、兵役法や青少年保護法など一部の法律は、現在の年度から出生年度を差し引いた年度年齢を使用しているなど、まちまちです。
黃柱洪議員は法案を提出した理由について、さまざまな年齢を混ぜて使うことで年齢と関連した情報伝達に混乱が生じるなどの問題が発生していて、制度改善が必要だと指摘しました。
この法案は、国や地方自治体の公文書に年齢を記載する場合は満年齢を記載するよう義務付け、やむを得ず数え年を記載する場合はその旨を別途表記するようにしています。
また、国や自治体は日常生活で満年齢を使用するよう勧奨しなければならないとの条項も含まれました。