韓国とアメリカの軍当局は、上半期に予定されている韓米合同軍事演習の時期や規模を米朝実務者協議が終わったあとに発表する見通しです。
複数の消息筋によりますと、上半期に予定されている韓米合同軍事演習の時期や規模についてはすでに調整が終わっていて、あとは発表の時期と方法を決めるだけの段階だということです。
鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官は、先月23日に開かれた記者懇談会で「合同演習に関連しては、現在、韓米間で検討が続いており、1月の末ごろまでにアメリカの国防省と最終確認をしてから決める計画だ」と話していました。
政府の関係者によりますと、6日に平壌でアメリカのビーガン北韓担当特別代表と北韓のキム・ヒョクチョル元駐スペイン大使による実務者協議が開かれたことから、韓米両政府は協議の結果を確認してから詳細を発表することで合意したということです。
関係者が伝えたところによりますと、韓米両軍は合同軍事演習「キーリゾルブ」を3月4日から2週間にわたって実施することに決めました。そして、ほぼ同じ時期に実施が予定されている合同軍事演習「フォールイーグル」については、名称を変え、規模も縮小して、年内に実施することを検討中だということです。