ユネスコの無形文化遺産にも登録された韓半島固有の格闘技「シルム」の南北交流が本格化しています。
大韓シルム協会が発表したところによりますと、12日から1泊2日の日程で大韓シルム協会のパク・パルヨン会長とキム・ジョンギ副会長が金剛山を訪れ、北韓側とシルムの南北交流について話し合うということです。
大韓シルム協会は、去年11月26日にシルムが南北共同でユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、南北親善試合を開催するなどシルムの交流に取り組んできました。
今回の会談では、6月に江原道（カンウォンド）横城（フェンソン）での開催が予定されている端午大会の南北共同開催についても意見を交わすことにしています。
大韓シルム協会は、端午大会の南北共同開催を皮切りに、南北間でシルムに関する用語やルールを統一する作業を進めたり、北韓に女子チームの指導者を派遣したりするなどの交流を続けていく計画です。