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政治

96歳運転者が交通死亡事故 高齢者の交通事故が急増

Write: 2019-02-14 09:49:53

96歳運転者が交通死亡事故 高齢者の交通事故が急増

Photo : KBS News

13日、ソウルの江南(カンナム)区で96歳の高齢者が運転していた車にひかれ、30代の女性が死亡しました。近くの壁に車をぶつけたドライバーが、驚いてバックしたところ事故を起こしたということです。
道路交通公団によりますと、65歳以上の高齢ドライバーが起こした事故は、2008年に1万155件だったのが2017年には2万6713件と、10年で2.6倍に増えました。
同じ期間、交通事故全体の死亡者数は減っていますが、70~80代のドライバーが起こした交通事故の死亡者数は、2008年の282人から2017年の523人へと、10年で2倍近く増えています。とくに、75歳以上のドライバーは、中央線のはみ出し運転や信号違反の割合がとりわけ高いということです。
高齢化の影響もあって、65歳以上の高齢者のうち運転免許を持っている人は、2001年は36万2156人だったのが、2017年には279万7409人へと大きく増加し、免許所持者全体の8.8%にも上ります。
高齢者による交通事故の増加を受けて、韓国政府はことしから75歳以上の高齢ドライバーの適性検査を5年ごとから3年ごとに短縮し、認知機能検査を含む交通安全教育を受けることを義務付けました。
また、一部の自治体では高齢者が運転免許を自主返納した場合、交通費などを支援する制度を導入しています。警察庁によりますと、去年から先月末まで運転免許を自主返納したドライバーは1万5528人でした。

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