アメリカの与野党議員らが、元徴用工判決やレーダー照射の問題などで悪化の一途をたどる韓日関係を改善させるため、韓日米3か国の連携を支持する決議案を議会に提出し、韓日両国の仲立ちに乗り出しました。
ロイター通信によりますと、アメリカの共和、民主両党の議員は、「長年にわたる韓日米3か国の連携を支持し、3か国の連携と協力が非常に重要であるということを強力に支持する」という内容の決議案を上下両院に提出したということです。
こうした動きは、今月27日と28日にベトナム・ハノイで開かれる2回目の米朝首脳会談を控えて、韓国と日本の対立が続けば、北韓の非核化に向けた韓日米3か国の連携に亀裂が生じる可能性があるという懸念によるものとみられます。
民主党所属のエリオット・エンゲル下院外交委員長は声明を出し、「非常に多くのことが3か国の連携にかかっている。今後も責任ある道筋を維持することが極めて重要だ」と訴えました。