来年夏に開かれる東京オリンピックで、韓国と北韓は、女子バスケットボールなど4つの競技で南北合同チームを結成して出場することになりました。
韓国の都鍾煥(ト・ジョンファン)文化体育観光部長官と北韓の金日国(キム・イルグク)体育相、そしてIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長は15日、スイス・ローザンヌの IOC 本部で会談し、東京オリンピックで、女子バスケットボール、女子ホッケー、ボート、柔道の4競技で南北合同チームを結成して出場することで合意しました。
南北がオリンピックで合同チームを結成するのは、去年の平昌冬季オリンピックの女子アイスホッケー合同チームに続いて、今回が2回目です。
4つの競技の南北合同チームは、これまでの国際大会で最大規模となる見通しです。
南北合同チームは、オリンピックの出場枠確保に向けて予選の段階から南北合同チームで出場する必要があるため、合同練習を早期に開始するとしています。
また東京オリンピックの開会式では、南北合同チームは韓半島が描かれた「韓半島旗」を掲げて合同で入場することになりました。