大統領府青瓦台の関係者は、2回目の米朝首脳会談で終戦宣言に合意する可能性があると語りました。
青瓦台の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は25日、定例記者会見で、2回目の米朝首脳会談での議題に言及し、米朝が終戦宣言に合意する可能性は十分あるとしました。
また、終戦宣言は非核化の措置を促すことが本質的な目的だと指摘したうえで、韓国と中国、アメリカと中国はすでに国交を正常化し、南北は文在寅大統領と金正恩委員長の首脳会談で終戦宣言と不可侵宣言をしており、残っているアメリカと北韓が終戦を宣言すればそれだけで十分効力があると語りました。
一方、金宜謙報道官はアメリカで制作された2回目の米朝首脳会談の記念コインに文在寅大統領と韓国の国旗が入っていることについて、文在寅大統領が会談に出席するわけではないが、仲裁者としての役割を果たしたことを意味するものだと指摘しました。