保守系最大野党、自由韓国党は27日、党大会を開き、新たな党代表に黄教安(ファン・ギョアン)元国務総理(61)を選出しました。
黄教安氏は、朴槿恵(パク・クネ)前政権で、法務部長官、国務総理、大統領権限代行を務めています。
党代表選挙には、黄教安氏のほか、過去にソウル市長を務めた呉世勲(オ・セフン、58)氏、現役国会議員の金鎮台(キム・ジンテ、54)氏が立候補しましたが、投票の結果、黄教安氏が当選しました。
黄教安氏は受諾演説で、「文在寅政権の暴政に対抗して保守の大統合を達成し、総選挙での勝利と政権奪還を成し遂げる」と表明しました。
自由韓国党は、去年6月の地方選挙での惨敗の責任を取って洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表が辞任して以来、非常対策委員会体制になっていましたが、党代表の選出により、黄教安氏を中心とした正式指導部が発足することになりました。