KAIST=韓国科学技術院、高麗(コリョ)大学、成均館(ソンギュングァン)大学にAI=人工知能専門の大学院が設置されます。
科学技術情報通信部が4日に明らかにしたもので、これら3校には、人工知能を専門とするカリキュラムが設けられ、修士・博士課程の新入生50〜60人をそれぞれ選抜し、ことしの秋から授業に入るということです。
このうち、KAISTは2023年以降、大学に人工知能学部を設置するとしており、高麗大学は、人工知能大学院に加えて人工知能研究所を設立し、人工知能に特化した教育・研究機関を目指すとしています。
政府は、これら3校に対し、向こう5年間で合わせて90億ウォン、10年間で合わせて190億ウォンを支援するとしています。
アメリカや中国など海外の主要国で人工知能に特化した学校や学科をつくる動きが目立っていることを受けて、政府は2017年から「人工知能大学院支援事業」を実施しています。