現代自動車は、中国北京の第1工場での稼働率が50%を割り込むなど業績不振を理由に、早ければ来月にもこの工場の生産を中断することを検討しています。
現代自動車が7日、発表したところによりますと、 中国と合弁の現地法人・北京現代は、稼働率が50%を下回った北京の第1工場について、 構造調整によって、およそ2000人の退職と人員再配置をすでに行っていて、早ければ来月にも生産を中断するということです。
現代自動車は、2013年から2016年まで中国で年間100万台以上の車を生産、販売してきましたが、アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード」の韓国配備に対する報復措置の影響で、おととしの生産販売台数が82万台に急減したのに続いて、去年は中国の全般的な景気減速や消費の冷え込みの影響でさらに減り、79万台にまで落ち込みました。
ことしに入っても、1月と2月の販売台数が延べ7万台あまりと、去年の同じ期間に比べて26.7%減るなど、不振が続いています。
現代自動車は現在、中国に5つの工場を保有し、年間の生産台数は165万台に上ります。
しかし、業績不振で工場の稼働率が下がり、過剰設備の問題が深刻化しているため、構造調整の乗り出したものとみられます。
業界では、工場の稼働中断が工場閉鎖につながる可能性もあるという見方が出ています。