エチオピアで現地時間の10日、乗客ら157人を乗せた旅客機が墜落し、全員が死亡した事故を受けて、韓国政府は、エチオピア政府と国民に哀悼の意を表しました。
外交部報道官は11日、声明を出し、「エチオピア政府と国民にお見舞いと哀悼の意を表する」としたうえで、ケニアやカナダなど外国人乗客の出身国の政府と国民にも哀悼の意を伝えました。
エチオピアの首都アディスアベバからケニアのナイロビに向かっていたエチオピア航空302便は現地時間の10日午前8時45分ごろ、アディスアベバの南東のオロミア州ビショフツ付近で墜落しました。
乗客149人と乗員8人の合わせて157人が搭乗していましたが、エチオピア航空が10日、発表したところによりますと、生存者はいないということです。
この飛行機には、世界食糧計画(WFP)や国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)などに所属する職員19人も乗っていたとされます。
外交部は、韓国人乗客がいないことを確認しています。