最近、半導体の輸出不振が続くなか、国内の半導体製造工場の稼働率指数が43か月ぶりの最低となったことがわかりました。
製造工場の稼働率指数は、工場設備の生産能力と稼働状況を比べたもので、製造業の先行きを判断するための数値です。
統計庁によりますと、ことし2月の半導体製造工場の稼働率指数は97.1で、1月に比べて4ポイント減少しました。
2015年7月の91.0以来、43か月ぶりのもっとも低い数値です。
半導体製造工場の稼働率指数は、去年10月は114.1で100を上回っていましたが、4か月連続の下落となり、2015年8月以来初めて100を下回りました。
半導体の輸出は、去年12月以来3か月連続の減少となっており、3月1日から20日までの期間の輸出額も、1年前に比べて25%減少するなど、不振が続いています。
これについて専門家は、自動車や半導体などの品目の輸出不振の影響で、製造業全体の工場の稼働率指数が減少傾向にあるため、技術開発や品質向上など、対策が急がれると指摘しています。