北韓の非核化交渉をめぐり、アメリカのポンペイオ国務長官は１日、「数か月以内に両首脳が再会することを願っている」と述べ、３回目の米朝首脳会談開催に期待感を示しました。
ポンペイオ国務長官は１日、メディアとのインタビューで、「数か月以内にトランプ大統領と北韓の金正恩（キム･ジョンウン）国務委員長が再会し、非核化に向けた道の実質を伴った第一歩を踏み出すことを期待している」と述べました。
ポンペイオ長官は、そのうえで、「韓半島の最終的かつ完全な非核化が実現すれば、トランプ大統領が言うように、その暁には、より明るい未来が北韓国民に訪れる。ただ、それがいつなのかは断定できない」と述べました。
一方で、ポンペイオ長官は、「北韓の非核化に決まった時刻表はない」と強調しました。ポンペイオ長官は、「どのタイミングになるかを知ることは困難だ。北韓の住民は制裁体制のなかで苦しんでいる。できるだけ迅速にこの問題を解決することがアメリカの最善の利益だ」とも述べています。