韓国の南東部、大邱(テグ)で暮らしていた元慰安婦被害者が死去しました。97歳でした。
市民団体「挺身隊ハルモニ(おばあさん)と共にする市民の会」は2日、2016年に被害者登録をした元慰安婦被害者が、先月31日未明に大邱の自宅で亡くなったことを明らかにしました。
市民の会は、遺族の意向により、故人の名前と葬儀に関する情報は公表しないとしています。
今年に入って、元慰安婦の象徴的存在といわれた金福童(キム・ボクトン)さんをはじめ4人の元慰安婦被害者が死去し、政府が認定した被害者240人のうち、生存者は21人となりました。