韓国南東部、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)区の雲峰(ウンボン)山で2日、山火事が発生し、18時間後にほぼ鎮火しました。
山火事は、2日午後3時過ぎ、雲峰山で発生し、消防当局がヘリコプターなどを投入して消火にあたりましたが、初期の消火活動に失敗したため、夜間には乾燥した強風に乗って機張(キジャン)郡の山にまで燃え広がり、被害面積が広がりました。
消防当局によりますと、3日の日の出に合わせてヘリコプター18機を投入し、消火活動を進めたところ、3日午前9時、ほぼ鎮火したということです。
ただ、完全な鎮火ではなく、延焼を食い止めた程度であるため、強風で火が再び燃えだす恐れがあるとして、注意を呼びかけました。
消防当局は現在、消防隊員や公務員を投入して、完全な鎮火に当たっています。
消防当局によりますと、今回の山火事でサッカー場28面分にあたる、およそ20ヘクタールの山林が燃えたということです。